オンリーワンをめざして
“ふれあい”と“地域貢献”。ぎゅーとらを語るうえで欠かせないのが、この2つのキーワードです。お客様とのふれあいを重視し、“食”を通じて地域社会への貢献に取り組む。こうしたぎゅーとらのスタイルは、創業当時から現在に至るまで、一貫して受け継がれています。ぎゅーとらがめざすのは「大きい」企業ではなく、地域の皆様から本当に必要とされる「強い」企業です。企業としての規模の拡大はもちろん必要ですが、それ以上にまずは身近なお客様に喜んで頂くことをわたしたちは追求していきたいと考えています。地域社会に密着した“オンリーワン”の存在をめざして、ぎゅーとらは“食”を通じたさまざまな取り組みを続けています。
21世紀は楽しさを演出する世紀。
柔軟かつ多彩にパフォーマンスを追求する。
企業活動の目的は利益の追求であり、そしてぎゅーとらにとって利益とは顧客満足のバロメータです。すなわち利益を上げることは、お客様の満足度を向上させることに他なりません。そのためには、まずお客様を知ることが大切であり、私たち自身がもっと外に出てお客様とふれあわなくてはならないでしょう。競合店を見るより、お客様を見る。私も含めた全従業員が1日1回はお客様と会話をする。積極的に宅訪もして、自治会やPTA、婦人会の集まりにも顔を出す‥‥‥ もはや待つだけでなく、外に打って出ることが、真の地域密着なのだと私は確信します。
では、顧客満足とは何でしょうか。私は、20世紀は物欲を満たす世紀であったが、21世紀は楽しさを演出する世紀だと考えます。2002年のサッカーのワールドカップのように、舞台と役者がそろえば老若男女を問わず、みんなが参加して感動することができます。毎日の食料品を扱うぎゅーとらにも、感動を演出するパフォーマンスが必要なのです。それは販売のシーンのみならず、たとえば地域のボランティア活動に参加することであり、lSO認証の取得であり、また今後は出店計画そのものも、単なる標準化にとどまらない多彩なパフォーマンスが必要でしょう。
ぎゅーとらはシステムでは語れない 「ふれあい=人を集約する会社だから」
クローバルスタンタードの大きな波が押し寄せ、ぎゅーとらもたとえば能力主義の人事考課の導入を進めてきました。しかし、その狙いは決してコスト削減にあるのでなく、厳しさの中にも頑張れば報われるという真に公正な実力主義の具現にあるのです。極端な話、たとえコストが倍増しても利益が3倍になればよいのであり、それは私たちのビジネスが工業のように効率化を追求するものでなく、「ふれあい」という形でさまざまな人を・・・・・・お客様、お取引先を含めた人を集約して成立しているからです。効率化、システム化のみでは語ることはできないのです。
今、組織的にも若返り、柔軟かつ多彩なパフォーマンスを追究しようとする新しいぎゅーとらの指針の一つに、「取り引きから取り組みへ」があります。前述のようにお客様に、地域社会に、従業員に、そしてお取引先に対して、企業活動のあらゆるシーンでの深化をめざすものです。たとえば商品流通におけるメーカー〜問屋〜小売という、いわゆる問屋制度は日本の文化でもあり、お客様のデータの共有化や売り場提案、小口納品といった本来の機能は今こそ不可欠なものです。一丸となって消費者の参画をも得、地域社会に密着し、食を通じて文化を創造しようではありませんか。