生産者インタビュー:花
中川 猛
出品品目:花
Q.いつごろから花を作り始められましたか?
高校卒業後、農協に就職しました。その後伊勢生花市場に転職し、25年前に脱サラをし、玉城の生産者に栽培方法を習い現在に至っています。自分がスィートピーを栽培し始めた頃は、生産者も少なく宮崎県の産地からもたくさん見学に見えました。当初は、東京向けの出荷を主体に行っていましたが、10年前に自前の販売所を立て直売と、「おおきんな」に出品しています。
Q.花作りで重要な事は、どんなとこですか?
日照量の確保とスィートピーは湿気と暑さに弱い為、温度管理(20℃)・湿度管理が重要です。
Q.花作りで大変な事は、どういったとこですか?
蔓下げ作業が大変手間のかかる作業です。又、水の管理を適正に行わなければなりません。水を多く与えると蔓が伸び花が散り(蔓ボケ)、少ないと花咲が悪く丈が短くなってしまうので、気が抜けません。
Q.中川さんの花のアピールポイントはどんなところですか?
お客様の好みで色を着色できます。
Q.スィートピーを長持ちさせるにはどうしたら良いですか。
・葉を水に浸さない・咲き終わった花や黄色くなった葉を取り除く・水を毎日替える・花瓶の手入れを行う・切り口を新しくすると花が生き返る・フラワーフードを使用する
中村 正男
出品品目:花
Q.いつごろから花を作り始められましたか?
最初は妻(園芸家卒業で)が、家庭園芸から始めました。10年位前から本格的に栽培をはじめ現在は、20種類以上の花を2反栽培しています。主力は菊で春はスターチス、夏はホウズキ、冬は葉牡丹を栽培してます。
Q.花作りで重要な事は、どんなとこですか?
一番大事なことは、病気が起こらないように土の管理を行う事です。又、虫害対策も大事です。自畑には、虫害防止のために防虫カゴを設置して虫の駆除を行ってます。
Q.花作りで大変な事は、どういったとこですか?
花が倒れないようにネットを張ったりする事が大変です。
Q.中村さんの花のアピールポイントはどんなところですか?
夕方水切りを行い水あげした後ラップをする事により、花の持ちが良くなります。
沖塚 正美
出品品目:菊
Q.いつごろから菊を作り始められましたか?
先代が昭和40年に花作りを始めました。自分は2代目で菊作りは、17年前から始めました。
Q.菊作りで重要な事は、どんなとこですか?
やはり病虫害の対策が重要です。毎日、生育状態を観察し早めに手を打つ事が大事です。
Q.菊作りで大変な事は、どういったとこですか?
花が開いた状態での販売は、お客様の観賞時期が短くなる為、お客様の手元に届いてから満開になるように、切り取っていくのが大変です。
Q.沖塚さんの花のアピールポイントはどんなところですか?
私の自慢は、3色同時に咲かす事が出来ることです。色とりどりに楽しんで貰えます。
ニ夕月 澄香
出品品目:ひまわり
Q.いつごろから花を作り始められましたか?
最初は、平成三年にストック作りから始めました。
Q.花作りで重要な事は、どんなとこですか?
子供を育てるように愛情をかけ、特に病気に罹らないよう気をつけています。
Q.花作りで大変な事は、どういったとこですか?
お天気次第で育ち方が、変わります。温度管理と病虫害が起きないよう常に注意してます。花の香りが落ちないよう殺虫剤の使用は、最小限1~2回で育てております。
Q.花を長持ちさせる方法は、何ですか?
水が濁らないようにして下さい。出来れば花瓶に水を入れてからお酢を小匙1杯入れるか、砂糖ならひとつまみ入れるとお花が長持ちします。
浦野 昇治
出品品目:野菜苗・花苗
Q.いつごろから苗を作り始められましたか?
1995年にパンジーを作り始め、今に至ってます。
Q苗作りで重要な事は、どんなとこですか?
やはり土作りが、一番大事です。
特にEC(窒素含有量)とPH調整が、ポイントです。温度管理は、自動化になっています。
Q.苗作りで大変な事は、どういったとこですか?
ピッチ作業・ポットに植え付けの数が多いので大変。特に出荷時期になると休みが取れない。
Q.浦野さんの、苗のアピールポイントはどんなところですか?
手間ひまかけ、花付の状態で出荷してます。
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