生産者インタビュー:加工食品・干物
濱地 大造
出品品目:干物
Q.いつごろから干物を作り始められましたか?
漁協で働いていたとき、干物を作っていた知り合いの人が高齢のため辞める事になりました。そこで、平成18年から自分が後を引き継ぎ現在に至っております。
Q.干物作りで重要な事は、どんなとこですか?
まず鮮度の良い魚を仕入れる事と、潮風の当たる場所を選ぶのが大事です。当店の天日場所は、古和浦からの潮風が当たる最適の場所だと思います。
Q.干物作りで大変な事は、どういったとこですか?
お客様に美味しい干物を提供する事を心がけているので、休みが取れない。
Q.濱地さんの干物のアピールポイントはどんなところですか?
魚本来の味が壊れないように、漬けタレは醤油と三温糖で作ります。そのタレに漬け込んだ干物は、皆さんに美味しいと喜んでいただいております。
Q.干物の美味しい焼き方を教えてください。
焼き過ぎないことが一番大事です。
出口 久孝
出品品目:シーラ
Q.いつごろから干物を作り始められましたか?
当店は、地元(古和浦)で100年位前から干物の販売を行ってます。自分は3代目で高校卒業後から始めました。
Q.干物作りで重要な事は、どんなとこですか?
干物にする魚は、新鮮な物に限ります。鮮度の悪い魚は、干物にしても美味しくありません。
Q.干物作りで大変な事は、どういったとこですか?
美味しい干物のもとになる新鮮な魚を仕入れるのが大変です。
Q.出口さんの干物のアピールポイントはどんなところですか?
鮮度の良い南島さんの魚を使用しているので味に自信があります。
Q.干物の美味しい焼き方を教えてください。
干物を焼くときは焦がさないように焼くのが大事です。
奥村 兼敏
出品品目:干物
特徴
奥村さんのお店は、明治時代から鰹節を作っております。奥村さんで3代目になります。生節の加工は、昭和40年から始めたとの事です。今日は、生節の製造方法を聞きしました。(1)鰹を捌き腸を取り除き(2)3枚におろして(3)骨取りを行い(4)火の加減を見ながら陪乾を3時間行う(5)再度骨を抜き(6)味付けをし(7)さまして真空パックを行い(8)煮沸殺菌を行い(9)冷却をする。この間の作業は、気を抜けないとの事です。又、鰹節の作業場も見せてもらいました。今度、一連の作業をお知らせします。乞うご期待!!
佐藤 秀之
出品品目:干物
Q.いつごろから干物を作り始められましたか?
最初は、貝の加工をしていましたが、2007年から干物の製造を始めました。
Q.干物作りで重要な事は、どんなとこですか?
魚の鮮度が、何より大事です。又、塩加減(マニュアルがあります)も重要です。天日干なので、毎日天気予報とにらめっこしています。
Q.干物作りで大変な事は、どういったとこですか?
毎日、鮮度の良い魚を仕入れるため朝早く(朝3時起床)起きるのが大変です。毎日出荷しているので休みが取れないのも大変です。
Q.佐藤さんの干物のアピールポイントはどんなところですか?
旬の新選で美味しい魚を、天日干しております。
Q.干物の美味しい焼き方を教えてください。
焦がさないように、弱火でじっくり焼き上げて下さい。
山下 眞澄
出品品目:シーラ
Q.いつごろから干物を作り始められましたか?
自分は、二代目で平成7年から始めました。
Q.干物作りで重要な事は、どんなとこですか?
新鮮な魚を新鮮な状態で干すのが、大事です。
Q.干物作りで大変な事は、どういったとこですか?
天候しだいで、新鮮な魚が手に入らないので商品作りが出来ないので困ります。
Q.佐藤さんの干物のアピールポイントはどんなところですか?
魚を開く時は、すべて手作業で細心の注意を払いながら行っているので干し上がりが、違います。
Q.干物の美味しい焼き方を教えてください。
焼き過ぎると(こげにならないよう)ジューシー感が、なくなるので注意して下さい。
山本 繁生
出品品目:アジの開き
Q.いつごろから干物を作り始められましたか?
私で3代目です。1965年から干し物一筋で45年たちました。
Q.干物作りで重要な事は、どんなとこですか?
1)材料が新鮮であること 2)天候の状態が良いこと(冷たい風が最適) 3)塩加減
Q.干物作りで大変な事は、どういったとこですか?
干し時間の調整で気が抜けず、休めない。
Q.山本さんの干物のアピールポイントはどんなところですか?
冷凍材料は、使いません。季節の魚を新鮮な状態で干してます。季節の魚を使っているので、出せない時期があります。
Q.干物の美味しい焼き方を教えてください。
焼き過ぎず、温かいうちに食べてください。食べ残った干物は、お茶漬けにすると美味しく食べられます。
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